← 前のページに戻る

あるか、ないか、それが問題だーー宿泊施設用の「設備・アメニティ」データセット

Written By

#データセット

##アメニティ、貸出品

お部屋により、異なるアメニティをご用意しております。お部屋タイプを教えて頂ければ、より具体的なご案内が可能です

以下は全てのお部屋に用意しているアメニティです。

シャンプー、コンディショナー、浴衣、湯沸かしポット、お茶セット、冷蔵庫、ドライヤー…

##当館では、以下のアイテムはご用意しておりません

・電子レンジ(哺乳瓶殺菌など、必要な場合はフロントへお声がけください)
・キッズルーム
・コインロッカー

##貸出品

以下は無料で貸し出しております。数に限りがありますので事前にフロントにご予約ください。

車いす、加湿器、ベビーベッド…

 

##設備

・ビジネスセンター: 1階ロビー横、パソコン2台とファックス1台、1時間あたりxx円、予約可(フロントに電話)、営業時間6:00~23:00

・売店:なし、ホテルから徒歩2分にコンビニエンスストアあり

...

 

受付にかかってくる電話を減らしたい。とくに外国語での質問が減ると随分楽になる・・・

こうしたホテル・旅館のご要望に、AIコンシェルジュが確実に効果的に対応できる分野が「設備・アメニティ」の部分です。なぜなら、

  1. 有・無を確実に回答しやすい
  2. ホームページに載っていない情報も含めて、AIに多くの情報を持たせることができる
  3. ユーザー側の「電話するほどでもないけど、事前に知っておきたい」という要望に応えられる

 お客様の質問にAIが確実に答えらえるよう、データセットには、各アイテムごとに以下の情報を入れておきましょう。

・有無
・部屋に備え付けか、フロント等で貸し出しか
・貸し出しの場合、数に限りがあるか、追加料金がかかるか、事前の予約が必要か(であれば予約の方法は)
・ない場合の代替案

宿泊施設のホームページなどには、大抵、「有る」ものの情報しか載せてありません。AIが、この情報だけを参照して回答しようとすると、「ない」アイテム(たとえば電子レンジ)について質問が来ても、「申し訳ありませんが回答できません」といった、頼りない回答しかできません。
ですが、コンシェルジュたるもの、ないなら「ない」と、ハッキリ回答して欲しいですよね?また、ない場合も、「必要ならフロントにお声かけいただければ対応いたします」といった一言を添えられれば、ぐっと好感度も上がります(のはず)。なので、ないという事実のほかに、代替案がもしあれば、追記しておくのが望ましいです。

また、宿泊施設用チャットボットには、「客室」という別プロンプトを作成する場合がほとんどだと思います。アメニティや設備が部屋ごとに大きく異なる場合には、「客室」プロンプトへ誘導するのもおすすめです。

設備・アメニティについて、データセットに入れておくのに特におすすめのアイテムは、以下の通りです。
・子供・ベビー向け(ベビーベッド、おむつ用ゴミ箱、  ハイチェア、子供用浴衣、電子レンジ、など)
・高齢の方や身体の不自由な方向け(高座椅子、車椅子など)
・海外からのお客様が気になるアイテム(各部屋のエアコン、部屋着、スリッパ、共用ランドリー、祈祷室など)

身体の不自由な方への対応は、別のプロンプトに独立させるのもいいと思います。設備やアメニティに限定せず、車いすでの館内移動情報や、ご利用いただけるサービス、周辺のおすすめ観光地、近辺にレンタル施設があるか、など。こうした周辺情報を含めることで、より包括的なご案内が可能になります。